美空ひばりの庭の千草

泣き濡れた人形泣き濡れた人形2

You Tube に美空ひばりが歌う庭の千草がアップされていた。
映画「泣きぬれた人形」のワンシーンだと思う。
最近になって著作権侵害の訴えが複数出た故削除されてしまった。
無粋なことである。
著作権は確かに守らなければならない。
だが柔軟な考えも必要である。
この動画を削除して誰にメリットがあるのだろう?
大昔の映画「泣きぬれた人形」を知っている人が100人中何人いるか。
映画通の自分でさえ知らなかったぐらいだから、多分5,6人だと思う。
このビデオを見て、何の映画か知りたくなり、ネットで映画のタイトルと出演者とあらすじを知り、見た人のコメントを読み、DVDがamazon で販売されていることを知る。
そして実際購入する人も出てくるだろう。
その方がずっといい結果をもたらすではないか。
この動画がなかったらこの映画の存在も、このすばらしい「庭の千草」も過去の忘れられた扉の中に埋没していただけなのだから。

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中学1年の音楽の教科書で初めてこの曲を知った。
まぁ、この年頃は性的なもの、言葉にさえ敏感な頃だ。
ひとの「みさお」もかくてこそ
え? みさお? みさおって女の人が操をあげる、って言うじゃないか?
ややあって・・・
音楽の先生が「みさお、と言うのはね、人間が守らなければならない事をいうんだよ」
そうか、それが本当の意味なのか?

それから成長するにつれて幾度と無くこの歌を聞く機会があった。
どれも若い女性がソプラノで美しく歌う・・・
それだけのこと。

しかし、この美空ひばりの「庭の千草」には心底驚いた。

この歌が元はアイルランド民謡だと、ほとんどの人は知っていると思うが、歌詞までは知らないだろう。
遅れて咲いたバラ一輪を、恐ろしく大仰に 悲しみ、なんと仲間がいなくて寂しいだろう、(孤独な)私が摘んでちらして眠らせてあげる(go sleep)、という日本人には受け入れられない暴挙に出る内容である。
日本語の歌詞は里見義、苦笑しながら元歌の歌詞を読んだことだろう。