晴れそうで晴れない。
しかし秋霖も訪れない。

コハクジョウロウホトトギス
コハクホトトギス
琥珀上臈杜鵑



  (SONY α700+Minolta FA100/2.8 Macro)

琥珀上臈杜鵑はホトトギス愛好家の家で、ヤマホトトギスとジョウロウホトトギスの自然交配で出来たと言われています。
ジョウロウホトトギスにはその産地から土佐、紀伊、相模、駿河上臈杜鵑があります。
一般にジョウロウホトトギスと言えば土佐ジョウロウホトトギスのことですが、
この琥珀の親は紀伊ジョウロウホトトギスだそうです。
しかし紀伊ジョウロウホトトギスは花びら(花被片)の斑点が先端部にはありません。
土佐ジョウロウホトトギスは先端まで斑点があります。


タチセイコハクジョウロウホトトギス
立性琥珀上臈杜鵑
さて、コハクホトトギスの出現で、ヤマホトトギスと土佐ジョウロウホトトギスをかけあわせてみよう、と思ったのでしょうか。





(SONY α700+Minolta FA100/2.8 Macro)
長く伸びた枝が垂れ下がらないので立性なんですね。
枝はジョウロウホトトギスやコハクホトトギス同様長く伸びるのですが、だらりと垂れ下がらず、
なんとかまっすぐに立って茎上部がゆるやかにカーブしていると言う印象です。
親が土佐と紀伊でこんなに違うのかと疑問ですが、こちらは明るく黄色がかっています。

天の川
これはシロバナホトトギスとキバナノツキヌキホトトギスとの交配種です。
キバナノツキヌキホトトギスは枝を垂らしていっぱい花をつけますが、去年から姿をみないですね。
消えて行くホトトギスが数多くあります。
この天の川は比較的丈夫です。


(オリンパス E-520 +ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 MACRO)


(SONY α700+Minolta FA100/2.8 Macro)

  (SONY α700+Minolta FA100/2.8 Macro)