市川崑監督が13日午前1時55分、肺炎で亡くなった。
92歳だった。

1915年11月20日生まれ、三重県出身



一番上の写真のイメージしかなかったのですが、こんなにふくよかになっていたんですね。

新説カチカチ山 (1936)  Anime
娘道成寺(1945年、東宝教育映画)
東宝千一夜 大阪編(1947年、新東宝)
三百六十五夜(1948年、新東宝)
花ひらく(1948年、新東宝)
果てしなき情熱(1949年、新世紀プロ=新東宝)
人間模様(1949年、新東宝)
銀座三四郎(1950年、新東宝=青柳プロ)
暁の追跡(1950年、田中プロ=新東宝)
熱泥地(1950年、新東宝)
恋人(1951年、新東宝=昭映プロ)
盗まれた恋(1951年、新東宝=青柳プロ)
無国籍者(1951年、昭映プロ=東横映画)
夜来香(1951年、新東宝=昭映プロ)
ブンガワンソロ(1951年、新東宝)
結婚行進曲(1951年、東宝)
足にさわった女(1952年、東宝)
あの手この手(1952年、大映京都)
若い人(1952年、東宝)
ラッキーさん(1952年、東宝)
青色革命(1953年、東宝)
愛人(1953年、東宝)
プーサン(1953年、東宝)
天晴れ一番手柄 青春銭形平次(1953年、東宝)
わたしの凡てを(1954年、東宝)
女性に関する十二章(1954年、東宝)
億万長者(1954年、青年俳優クラブ)
こころ(1955年、日活)
青春怪談(1955年、日活)
ビルマの竪琴 第一部(1956年、日活)
ビルマの竪琴 第二部(1956年、日活)

TVで見た映画で、西村晃が印象的だった。

日本橋(1956年、大映東京)
処刑の部屋(1956年、大映東京)
東北の神武たち(1957年、東宝)
満員電車(1957年、大映東京)
穴(1957年、大映東京)
炎上(1958年、大映京都)
あなたと私の合言葉 さようなら、今日は(1959年、大映東京)
野火(1959年、大映東京)
鍵(1959年、大映東京)
おとうと(1960年、大映東京)

これはビデオで見て感動した。

女経(1960年、大映東京)
ぼんち(1960年、大映京都)
これもTVで見た映画。
すごいテンポのよさ。 波瀾万丈とはこのことかな。

黒い十人の女(1961年、大映東京)
いい女優がいっぱい出ているのだが、脚本が弱い。
学芸会レベル。

破戒(1962年、大映京都)
見たいとはさらさら思わない。

私は二歳(1962年、大映東京)
太平洋ひとりぼっち(1963年、日活・石原プロ)
雪之丞変化(1963年、大映京都)
男の厚化粧にうんざりして見るのをやめた。

ど根性物語 銭の踊り(1964年、大映東京)
東京オリンピック(1965年、東京オリンピック映画協会)* 総監督
トッポ・ジージョのボタン戦争(1967年、東宝東和)
第50回全国高校野球選手権大会 青春(1968年)
愛ふたたび(1971年、東宝)
股旅(1973年、崑プロ=ATG)脚本:市川崑・谷川俊太郎
吾輩は猫である(1975年、芸苑社)
犬神家の一族(1976年、角川春樹事務所)
これは面白かった。
ただ湖から出ている死体の足が揺れていたのは興ざめ。
日本映画は時々手抜きがあるので安心出来ない。
(あるいはマネキンの足を使うのはやめよう、実際の人間の足を白く塗ってやろうとしたのかな、裏目に出たんだね)

妻と女の間(1976年、東宝=芸苑社)* 豊田四郎と共同監督
悪魔の手毬唄(1977年、東宝)

豪華俳優陣、白石加代子は演技が重すぎて浮いていた。

獄門島(1977年、東宝)
火の鳥(1978年、火の鳥プロ=東宝)
女王蜂(1978年、東宝)
病院坂の首縊りの家(1979年、東宝)
一応4本とも見たがイマイチだった

銀河鉄道999(1979年、東映)* 監修
古都(1980年、東宝=ホリ企画)
幸福(1981年、フォーライフ=東宝)
細雪(1983年、東宝)
おはん(1984年、東宝)
つまらん、途中で見るのをやめた映画。

ビルマの竪琴(1985年、フジテレビ=博報堂=キネマ東京)
鹿鳴館(1986年、MARUGEN-FILM)
竹取物語(1987年、東宝=フジテレビ)
なんかねぇ。 三船敏郎がダイコンになっていた。

映画女優(1987年、東宝)

脚本に新藤兼人が加わっているのでストーリーは一級。
若い頃の田中絹代をモデルにした映画だが吉永小百合が田中絹代ではいただけない。
田中絹代は若い頃は美人でもなく声もしゃべり方もいいとは言えないがどうして人気女優になったのだろう?
年をとってからの作品はTVやDVDでよく見てすばらしい女優さんだと思うが。
写真の「流れる」は日本映画のよさがすべて出ている映画だと思う。
監督は成瀬巳喜男

つる 鶴(1988年、東宝)
これは暇な時、録画していたのを見た。
全く期待していなかたのに脚本のよさに驚き。
「涙では表現しきれない悲しみがある」と言うようなつるのことばとか。

天河伝説殺人事件(1991年、東映=天河伝説殺人事件製作委員会)
帰ってきた木枯らし紋次郎(1993年、フジテレビ=C.A.L)
忠臣蔵 四十七人の刺客(1994年、東宝)
八つ墓村(1996年、東宝)
これはインパクトありの映画で、こういうの好きだなぁ。

どら平太(2000年、どら平太製作委員会=日活)

けっこう楽しめた。

新撰組(2000年、フジテレビ=メディアポックス)
かあちゃん(2001年、映像京都=日活=イマジカ=シナノ企画)

かあちゃんが上品すぎると言われたが、善意に溢れる人情映画で忘れものをふと見つけたような映画だった。
岸恵子さんって年をとらない女優さんだ。

犬神家の一族(2006年、角川映画)
ユメ十夜・第二夜(2007年、バイオタイド=日活)